
1513年にオスマン帝国の海軍軍人ピーリー・レイス(ピリ・レイス)が作成した地図です。1929年にイスタンブルのトプカプ宮殿博物館から発見されています。
当時の最新技術を使って作成したものと考えられています。驚くことに、1920年に全陸地の地図化に成功している南極大陸が、既に正確に描かれており、当時の状況からは不可能であったとしオーパーツとして語られています。
また、この地図については、1513年に作成し、1517年にエジプトを征服したセリム1世に献上したもの、さらに、33枚の地図を参考に描いたものだと記録が残されています。そのうち8枚はイスラムの地理学者のもの、4枚はポルトガルの航海士のもの、1枚はコロンブスの新大陸地図であったという。他は不明、とのこと。
上記より推測すると、参考にした地図には既に南極大陸が描かれていた、ということになります。また、南北アメリカ大陸の海岸線も描かれていることも不思議であり、コロンブスがアメリカ上陸したのは1492年、「ピリ・レイスの地図」が作成されるまでの20年ほどで海岸線の調査も済んでいた、ということになります。
さらに、地形の歪みなども正確に描かれており、現代用いられている「正距方位図法」を用いていることも注目されています。しかし、これほど性格に描くには、経度や緯度を正確に測る必要があります。しかし、経度を用いた測定法が確立するのは18世紀であり、「ピリ・レイスの地図」は当時の技術では考えられない正確さを表しています。