2008年8月1日
ガルシニアとは、インドや東南アジアに生息するオトギリソウ科の常緑樹で果実は酸味があり、現地では調味料として利用されています。このガルシニアは肥満大国であるアメリカで再び注目を集めているダイエット食品で、乾燥果皮中に含まれるヒドロキシクエン酸に、糖質から脂肪を合成する生体内の酸素活性を抑制する作用があり、体重減少や血中脂質改善に有効であると報告されています。この夏、ダイエットで理想のボディを手に入れたいとする女性の間で注目があり、国内でも注目されつつあります。
ガルシニアはダイエット効果があるとし、アメリカでも安全の食品だと認証をえています。国内でも厚生労働省によりガルシニアエキスを含む健康食品(ヒドロキシクエン酸=HCA)を1日の摂取量を定めれば害はないと予想しています。
※ヒドロキシクエン酸=HCAの1日の摂取量は750mg~1500mg(1日あたり、体重1kg換算で15mgから30mg)としています。
摂取量を守れば害はないとされているガルシニアですが、気になるのは過剰摂取した時の害である。現在、健康食品とされる食品のタイプはカプセルや錠剤、粉末など様々あり、手軽に摂取できることから過剰摂取しがちになってしまうこともあります。ガルシニアの過剰摂取の影響は、肥満ラットを用いた1年間の長期毒性試験を実施した結果、雄の精巣に影響が認められたという中間報告が出ています。その後の研究においても、毒性の可能性を否定できないとし、安全確保のためガルシニアを摂取する際には摂取量を守るよう注意を促しています。