機能性成分とは、生体リズムの調整や神経のバランス、 それに免疫の調節などを正常に保つ作用のある成分です。
セサミン
ゴマにしか含まれていないゴマリグナンという抗酸化物質の主要成分で、ゴマの中に0.5%程度含まれています。身体の酸化を防ぐ働きがあるとされています。
体内で吸収された後、肝臓に行って初めて働き、肝臓病や二日酔いにも効果的です。また、強力な抗酸化作用により細胞の老化やガン化の促進因子と考えられている過酸化脂質の生成を抑制し、老化のスピードをゆるやかにしたり、ガンを予防する効果が認められています。
近年、美肌や代謝の活性のためには、セサミンとビタミンEを併用しすることも話題となっています。また、ゴマリグナンは肝臓に到達して初めて抗酸化作用を発揮するので、肝機能の改善にはゴマリグナンが最適です。
セサミンとビタミンEとDHAを適切に摂取すると、それぞれの効果が相乗的に高まり、さらに強い抗酸化作用、生体防御能を発揮させるといわれています。美容・ダイエット・肝機能の改善などによく利用されています。成人1日の摂取目安量は10mgといわれています。
MSM(メチル・スルフォニル・メタン)
天然有機体イオウ成分の1つです。
動植物の体内に存在する天然のイオウ成分で新鮮な果物や野菜などに多く含まれており、重要な栄養素のひとつです。調理をすることによって大部分が失われ、食事だけでは摂りにくく不足がちな成分だといわれています。米国生まれのサプリメントで、関節障害、腰痛、肩背痛、筋肉痛などに効果があるとされています。特にプロスポーツ選手の間で、効果に即効性があるとして人気です。
主として痛みと炎症の緩和に効果があるといわれ、他にも抗酸化作用、免疫力強化、補酵素の役割、インシュリン生成、炭水化物の代謝等にも重要な役割をするという研究が数多くあります。
関節痛や筋肉痛などの痛みと炎症を抑えることを目的としている方がよく利用されている成分です。成人1日あたりの目安量はMSMがサプリメント市場に紹介されたのは比較的最近ですが、多くの臨床治験によって、その安全性が確認されています。しかしながら歴史が浅いということを加味してその使用法には充分注意することが必要です。
米国では標準的なカプセルは250mg~500mgです。ただし標準摂取量は500mg-5,000mg と幅があります。 特に重度の疾患に対する治験では20g(20,000mg)使用の例も多いようですから、かなりの量が必要かもしれません。
いずれにしても、自己判断で検討しながら少しずつ量を増やすべきです。
L-カルニチン
今まで日本では医薬品とされていましたが、2002年に食品に分類されてから健康食品として人気を集めました。
二つのアミノ酸、リジンとメチオニンから構成された成分で、肉などから摂取することができ、体の中でも合成することができますが年齢とともにその生産量が落ち、それにともなって様々な体調への影響が懸念されることとなりました。
ブドウ糖や遊離脂肪酸などの脂肪酸を、ミトコンドリアに連れていく重要な役割を担う成分です。L-カルニチンは、年齢を重ねると、合成される量が徐々に減少していきます。このことが原因で、筋肉は徐々に落ち、脂肪が体に蓄積されてしまいます。
海外では心臓疾患、運動能力改善などに使われていますが、日本では主としてダイエット用健康食品として一躍人気を集めました。カルニチンはブドウ糖や遊離脂肪酸を筋肉で使うために非常に重要な役割を持っているのです。
ダイエットだけでなく、筋肉質な体をつくるアスリートにも愛用されています。
グルコサミン
糖の一種で、グルコースにアミノ酸が付加したものです。
動物の皮膚や軟骨、甲骨類の殻を形成するキチン質の中に存在しています。人間では、軟骨、爪、靭帯、心臓弁などに糖タンパク質の成分として存在しています。ヨーロッパでは、従来から関節炎の治療薬として用いられてきました。アメリカでは、「変形性関節症の治療法」という本が出版されてから、1大ブームになっています。
軟骨細胞を形成する基礎となる成分で、軟骨細胞を刺激して軟骨の生成を促進したり、炎症や傷みを和らげるなど、関節部分の細胞の新陳代謝に重要な役割を果たしています。関節の動きをなめらかにする、膝の痛み改善、腰痛や足のつっぱり改善、股関節や肘の痛み改善の効果が得られます。
関節痛の緩和、変形性関節症の改善によく利用されています。1日の摂取量は、定められていません。各製品の摂取量を目安にご利用ください。胃が丈夫な方は空腹時の摂取だと吸収率が高まります。。胃が弱い方は食後に摂取した方がよいといわれています。。糖尿病の方は血糖値が上がる、インスリン抵抗性が高まるともいわれているため医師に相談した方がよいと思われます。
クエン酸
酢や柑橘類に含まれる有機酸の1種です。細胞内で栄養分をエネルギーに変える代謝経路であるクエン酸回路を活性化する働きがあります。
クエン酸を補充することによりクエン酸サイクルがうまく回転し、疲労物質が体内に貯まりにくくなり、疲労回復を促します。
体内に入った金属ミネラルが酸素に触れる前にキレート作用によって包み込み、酸化を事前に防止してくれます。そして、SOD(人間が元々もつ抗酸化物質で、体内に発生した活性酸素を直接攻撃してくれるもの)をパワーアップさせる材料であるミネラルのフォロー、クエン酸のキレート作用がもたらし、この2つの効果で活性酸素(細胞や血管を傷つけ、果ては動脈硬化や心筋梗塞などを引き起こす)を撃退します。
血液をキレイにし血管を丈夫にする腎臓の機能を改善、血液中の糖分の燃焼がよくなり血糖値を正常化、大腸菌の殺菌・食中毒の予防、胃の粘膜の修復、口臭の消臭効果、老化抑制などの効果が挙げられます。
生活習慣病・疲労・老化防止等に効果的な成分です。成人1日あたりの目安量は10~15gといわれています。
アルファリポ酸
アメリカ・ヨーロッパではアンチエジング成分として、最も注目を集めています。
コエンザイムと同様に体内のほとんどの細胞に存在する補酵素で、細胞がエネルギーを作り出す際に大事な役割をしており、糖質の代謝を促進します。また、ビタミンC、Eの400倍という強力な抗酸化作用があるうえ、元気のなくなったビタミンCやビタミンEなどの抗酸化物質を再び活性化させ、抗酸化力を長時間持続させるといわれています。
体内で糖とタンパク質が結合する「糖化」という老化反応を防ぎ疲労回復。ビタミンC、Eの400倍という強力な抗酸化力で、肌の老化原因である活性酸素を除去。ミトコンドリアという細胞内のエネルギー生産工場にブドウ糖を積極的に届け、ダイエット効果が得られる。糖分とたんぱく質の結合を防ぐ「抗糖化」作用があり、血糖値が安定しやすくなり、糖尿病、血糖値の安定させるなどの効果が認められています。
疲労回復、美肌、ダイエット、糖尿病・血糖値の安定を目的としている方がよく利用されている成分です。成人1日あたりの目安量は200mg~300mg摂取すると、十分な活性酸素抑制効果が得られます。